今市の石畳(大分市野津原の街に残る参勤交代の道)

今市の石畳参勤交代の道.

江戸時代に宿場町として栄えた「大分市今市」に参勤交代で使われた石畳の道が今も残っています。街の中央に延びる石畳は、その当時にタイムスリップしたかのような感動を与えてくれます。県指定地域遺産として大切に守られてています。知る人ぞ知る少しレアな観光ポイントです。

大分市鶴崎方面へ延びる今市下町の石畳

この参勤交代の道は、延長600m幅2mに渡り石畳が敷き詰められた「豊後鶴崎~肥後熊本」を結ぶ肥後往還(豊後往還)道で、豊後岡藩中川氏の宿場として設けられました。阿蘇に残る豊後往還「二重峠の石畳」と共に坂本竜馬や勝海舟も通ったと言われています。(※後半に「二重峠に石畳」のリンクを貼っています。画面をクリックしてご覧ください。)


二重峠石畳の案内看板
阿蘇ミルクロード二重峠石畳入口の案内板。豊後街道参勤交代の道は今市石畳の道に繋がります

今市の石畳は上町・下町の境がクランク(信玄曲り)になっており、宿場を見通せないようにしているとともに、火災の延焼防止の竹藪が施されるなどの工夫がされています。江戸当時は通り沿い宿屋の他、肥後細川侯脇本陣や茶屋などがあったそうです。

石畳の途中で鈎の手に曲がる石畳(信玄曲り)

今市の石畳がある住所は「大分県大分市今市大字2563」(代表) 

車でお越しの場合は町の中の公民館の駐車場や道の駅の駐車場などがあります。

大分市からバス利用の場合は、JR大分駅府内中央口(北口)⑤のりば今市行 今市下車 徒歩約2分です。


竹田市側石畳入口に鎮座する「丸山神社
神社前のココから石畳の道が始まります

今市の石畳の道は自動車の通行も許可されていますが、なかなか走りづらくお勧めできません。駐車場から徒歩での観光がよろしいかと思います。

下町から大分鶴崎方面へ延びる街道
宿場跡等はありませんでしたが風情があります

後藤家は200年前に建てられた小庄屋屋敷

竹田市方面から今市に向かう途中に、国の重要文化財にも指定されている「後藤家屋敷」がありました。「古い年代の農家の住家を知る資料」となっている縁側がある藁葺屋根のすてきなお屋敷でした。

住所:大分県大分市荷尾杵1161


先に紹介しました阿蘇の「二重峠の石畳」のリンクを貼っておきます。こちらも是非ご覧ください。

豊後街道二重峠(阿蘇ミルクロード参勤交代の石畳)

今回の「今市の石畳」いかがでしたか。まだまだ知らないポイントはあるものです。岡城跡、原尻の滝の周辺でもありますのでちょいと足をのばしてお訪ねください。