熊本県玉名市の菊池川河川敷にある高瀬船着場跡(俵ころがし場)をちょい旅
してきました。
高瀬船着場跡は江戸時代に菊池川流域の米の集積地として米蔵が設置され、
米の陸揚げ、積み出し船の発着場となっていました。
加藤家(藩祖加藤清正後)の改易後、船着場は細川家へ受け継がれ、
堤防下の川岸には堅固な石畳と石垣が築かれ、米蔵へ通ずる石段と米蔵より
川へ通ずる石敷の坂道と川へ突出する石畳を設け現在に形を残しています。
上流の菊池、山鹿方面と玉名の一部から平田舟によって運ばれた米俵は
上手の船着場より石段を登って蔵入され、蔵出し俵は「俵ごろばかし」
と呼ばれる石敷の坂をころがして、停泊中の船へと積みこまれ大坂堂島の
蔵屋敷へ納められたそうです。

大河ドラマ「いだてん」では、綾瀬はるかの嫁入り先
(その後金栗四三の婿入り先)の大問屋があったところです。
現在は、ジブリ映画の、「天空の城ラビュタ」的な面影を残す」遺跡が
ポツリと残っています。

河川敷周辺には眼鏡橋や神社など、散策散歩コースとしても楽しめる場所です。

アクセスは、九州自動車道(高速道路)使用の場合、「菊水・玉名インター
チェンジ」を出て右折し、玉名市方面高瀬大橋までひたすら直進ください。
熊本市方面(3号線植木)からは、玉名、荒尾方面への208号線に入り、
市外へ向かうバイパスから玉名市街(JR玉名駅方面)への347号へ左折します。
玉名市街へ入る高瀬大橋(菊池川にJR鉄橋と平行して架かる橋)を渡り切った
初めの信号、高瀬大橋西野交差点を左折したら、河川敷に降りる道があります。
そのままR鉄橋をくぐった先です。
住所(熊本県玉名市永徳寺414番地15地先)
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